破産・任意売却
破産物件でも柔軟対応でスピーディーに売却完了

ケース事例
- 売主
- 破産管財人(弁護士)
- 所有不動産
- 築25年のマンション一室(室内残置物あり・管理費等滞納あり)/裁判所の売却許可が必要な物件
- 相談内容
- トラブル要素を抱えた物件でも、迅速かつ的確に売却してほしい
問題点
所有者が自己破産した影響で、物件の管理費・修繕積立金などが滞納されており、債権者との調整が必要でした。
また、室内には多数の残置物が放置されたままで、処分には時間も費用もかかる状況。
裁判所からの売却許可取得にも明確な価格根拠が必要で、条件の整わない中でいかにスピーディーに買主を見つけるかが課題となっていました。
破産管財人である弁護士の方としても、他業務との並行のなかで、できるだけ手間なく進めたいというご希望がありました。
提案内容
まず、残置物がある状態でも購入を希望する買主候補にアプローチし、「現況引渡し」の形で売却可能なスキームを構築。
裁判所への売却許可申請のために必要な複数の査定書・価格根拠資料も当社で一括作成し、破産管財人の先生のご負担を最小限に抑えました。
さらに、スピード重視で買主選定を行うため、入札形式を採用し、最短で複数の買付申込を集約。売却から許可申請、引き渡しまでをスムーズに進めました。
債権者対応や管理会社との連携も当社で代行し、全体の進行管理を一本化して対応しました。
ソリューションの結果
室内残置物の処分なしで「現況」のままスピーディーに売却
査定書や報告資料を一括整備し、裁判所の許可取得をサポート
入札形式で高値かつ確実な買主を早期に選定
債権者・管理会社との調整も当社で対応し、管財人の負担を軽減