相続・遺産分割
遺産分割前でもできる空き家売却で、相続協議の負担を軽減

ケース事例
- 売主
- 被相続人の子(相続人4名)
- 所有不動産
- 空き家となった戸建住宅(被相続人死亡後すぐ)/相続登記未了・協議中
- 相談内容
- 遺産分割協議がまとまる前でも、早めに売却を進めたい
問題点
被相続人が亡くなった直後で、相続人同士による遺産分割協議が始まったばかりの状況でした。
戸建住宅はすでに空き家となっており、早めに売却したいという希望があったものの、名義変更(相続登記)や共有者間の同意がまとまっておらず、手続きが進まない状態。
また、相続人の一部は遠方に住んでおり、全員が集まって協議することが難しく、感情的な対立が起こることも懸念されていました。
提案内容
当社では、まず現状のままで売却活動ができるよう、仮の合意形成を相続人間で行い、売却後に現金で分配するというスキームをご提案。
法的に問題がない形での売却方針を整え、司法書士と連携して必要書類の手配や登記手続きの段取りを同時並行で進めました。
また、感情的なトラブルを避けるため、当社が中立の立場で情報伝達・スケジュール管理を行い、相続人全員が納得できるよう丁寧に進行。
価格についても、複数の査定資料と入札形式によって透明性と納得感を担保しました。
ソリューションの結果
相続登記前でも仮合意により売却可能なスキームを設計
売却後に代金を分割することで遺産分割協議を簡素化
当社が進行・連絡を一元管理し、遠方の相続人も安心
査定と入札で価格の透明性と公平性を確保