底地・借地
借地権付き建物の売却も、権利調整を経てスムーズに成立

ケース事例
- 売主
- 借地権付き建物の所有者(相続人)
- 所有不動産
- 借地権付き戸建て住宅(底地権者は第三者)/建物は老朽化・空き家状態
- 相談内容
- 借地権のまま売却するか、底地を買い取るか含めて相談したい
問題点
相続によって引き継いだ不動産は借地権付き建物で、底地は別の個人が所有している状態でした。
建物は老朽化しており空き家となっていたため、管理の手間や費用が発生し続けることへの不安がありました。
また、売却にあたっては、借地権のままで進めるのか、底地を購入して所有権化してから進めるべきか判断に迷いがあり、買主候補との交渉や地主との調整も必要でした。
提案内容
当社ではまず、借地権のままで売却する場合と底地を買い取って売却する場合、それぞれのメリット・デメリットを具体的な数値で比較し、シミュレーション資料として提示。
最終的には、地主の方と当社が直接連携し、双方合意のうえで底地を買い取ったうえで所有権化し、建物と土地をまとめて売却する形をご提案しました。
購入希望者に対しては、所有権物件として訴求することで購入意欲を高め、複数の入札形式で価格競争を促しました。
ソリューションの結果
借地権・底地権の調整を当社が主導し、所有権化を実現
空き家の管理負担を軽減し、安心して売却へ進行
メリット比較資料により、売主様が納得して判断可能に
入札方式で高値売却を実現し、スムーズに決済完了