破産・任意売却
相続財産清算人に負担の少ない売却方法で安心取引

ケース事例
- 売主
- 相続財産清算人(弁護士)
- 所有不動産
- 築35年の一棟マンション(鉄骨造3階建・全12戸)/物件資料がなく、複数の賃借人と連絡が取れない状態
- 相談内容
- 連絡の取れない賃借人がいる中で、余計な手間をかけずに適正価格で売却したい
問題点
相続財産として取得された一棟マンションは、築年数が古く、空室と入居中の部屋が混在していました。
なかには連絡の取れない賃借人も複数おり、売却時にトラブルとなることが懸念されていました。また、過去の管理資料や図面なども一切残っておらず、物件の現況が把握しきれないことも大きな不安材料でした。
さらに、裁判所からの売却許可を得る必要があり、価格の妥当性を示す資料を短期間で揃えることも求められていました。
提案内容
当社では、まず「現況有姿」での売却が可能な買主候補を選定。入居者とのやりとりを極力省きながらも、スムーズな取引を実現できる体制を整えました。
価格面では、当社独自の入札方式を導入。複数社からの購入申込書や査定書を一括で取りまとめ、裁判所への提出資料として活用できるよう整備。依頼者である弁護士の先生が不動産会社と個別にやり取りをする負担を軽減しました。
また、役所調査や現地確認などは当社で代行。不明な部分については「現況での引き渡し」を前提に、買主との合意を進めることで、修繕や整備の手間も不要にしました。
ソリューションの結果
賃借人とのやり取りや修繕対応の手間を軽減し、スムーズな売却を実現
当社が複数の査定書と申込書を用意し、裁判所の売却許可を取得
高値購入を希望する信頼性のある買主を選定
不明点が残る物件でも、現況引き渡しで問題なく成立