破産・任意売却
破産管財人のご依頼にも対応。競売回避で高値売却を実現
ケース事例
- 売主
- 破産管財人（弁護士）
- 所有不動産
- 都心にある区分マンション（占有者あり・室内残置物多数）
- 相談内容
- 競売ではなく任意売却で高値売却を図りたい
問題点
破産案件として売却対象となったマンションには、引越し前の元所有者が占有しており、残置物も多数残されていました。
通常であれば競売に移行するところですが、時間がかかるうえに売却価格も大幅に下がるリスクがあるため、管財人としてはできる限り任意売却での解決を望んでいました。
ただし、占有者との対応や残置物の扱い、そして裁判所への価格妥当性の説明など、多くの課題を一括で整理・対応する必要がありました。
提案内容
当社では、占有者との対応についても柔軟に引き受け、現況のまま購入してもらえる買主候補を選定。
残置物については買主側で処理を了承いただく条件とし、破産管財人側の手間とコストを軽減しました。
また、任意売却による価格の正当性を説明するため、複数の査定書と、入札による購入希望者リスト・比較資料を用意。
これにより、裁判所への説明責任を果たすとともに、競売を避けて高値での売却が実現できました。
ソリューションの結果
占有者・残置物ありの状態でも現況のまま売却を実現
任意売却で競売を回避し、高値での売却に成功
複数の価格資料と入札により裁判所からの許可取得
管財人の手間・負担を軽減し、スムーズな処理を支援